分散投資って何?

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こんにちは。しがないです。今回は分散投資について共有していきたいと思います。

目次

  • 一つの資産だけの場合どうなる?
  • どんな分散方法があるの?
  • 分散方法はどうすれば良いの?

一つの資産だけの場合どうなる?

投資の格言に次のようなものがあります。

卵を一つのかごに盛るな(Don’t put all eggs in one basket)

卵を一つのかごに盛っていたとしましょう。そのかごを落とすとどうなりますか?
当然割れてしまいます。
この格言は自分の資産を一つに絞ってしまうと何かのタイミングで、その価値が急落してしまうことを表しています。

過去にあった経済危機を例に挙げてましょう。
2009年にアメリカのリーマンブラザーズの破綻をきっかけに経済危機が起こりました。
その際、日経平均は発生前から底値までで約40%の下落しています。
つまり資産のすべてを株で1000万円分持っていたとしたら底値の時に自分の資産は600万円に下落してしまったということになります。

経済危機などの際に自分の資産の下落をできる限り抑えるために、資産を分散させる必要があるということを表した格言が「卵を一つのかごに盛るな」です。

ここで皆さんは預金であれば減らないのではないかと考えると思います。
経済危機の際は確かに投資家や企業は現金を確保しようとするので現金の価値は上昇する傾向にあります。
しかし、経済が好調なときはどうでしょう?
資本主義社会においては基本的に経済が上向きの際に物価が上昇します。
物価が上昇する、つまり現金の価値が下がるということですので、好景気の際は現金の比率が少ない方が自分の資産を守れます。


どんな分散方法があるの?

ではどのような分散方法があるのでしょうか?

・資産を分散させる
預金や株式、債券、投資信託など金融資産の種類自体を分散

・業種を分散させる
特に株式が該当し、金融商品を通して投資を行っている業界を分散
例えば…金融業界、建設業界、小売り業界、IT業界、コスメ業界などに分散

・時間を分散させる
金融資産を購入するタイミングを分散
ドルコスト平均法と言われる方法
※ドルコスト平均法:価格が変動する商品に対して「常に一定金額を、定期的」に購入する方法

・地域を分散させる
アメリカやヨーロッパなど日本以外の国に資産を分散

4つほど分散の種類をあげましたがそれぞれ見ていきましょう。
まず1つ目の資産を分散させる、つまし現金や株式などをバランスよく持つということです。別の記事で資産配分について説明していますのでご確認いただければ幸いです。(上にリンクがあります。)

2つ目です。特に株式について考えるとイメージし易いかと思います。
例えば、景気がとても良いときは嗜好品を売る会社は業績が良くなります。業績が良く成長性が見込まれると株価は上昇するので好景気では百貨店などの株価が上昇します。
逆に景気が悪いとどうなるでしょうか?
皆さんは景気が悪いときはどういう行動をとりますか?
無駄な出費を抑えるようにするかと思います。つまり必要なものだけを買います(=百貨店の業績は悪くなる)。
食料品や医薬品などは景気が悪くても購入されやすいものですので、これらに属する業界は景気の影響を受けづらい業界と言えます。
従って、投資をする業界を分散させることで資産の下落を抑えることができます。
これは株式だけではなく投資信託などにも言えます。
投資信託には株価指数に連動したものや、ファンドが業界を限定して銘柄を選定したものなど様々なものがあるので、どういった種類の投資信託なのかを吟味することが重要です。

3番目の時間を分散させる手法もよく使われる手法です。
定期的に定額を積み立てることで購入金額を平均化することができます。
ある企業の株価が4か月で10000円、5000円、2500円、10000円と変動した場合で考えてます。
価格が10000円のときに40000円分(4株)購入したとします。4か月後には価格は変わらず10000円なので価値は変わらず40000円です。
では毎月10000円分ずつ購入した場合どうでしょうか?
価格の変動から1株+2株+4株+1株、合計7株購入できているので70000円の価値があることになります。一度にすべて購入した場合と比較すると+30000円の利益が出ていることになります。
また、下落局面でもマイナス幅が一度に購入した時よりも小さくなります。

4番目の地域を分散させる方法はアメリカやヨーロッパ、新興国などに分散させることです。
例えば、日本の景気が悪いときに新興国の景気はどうでしょうか?近年の例でいうと中国などは非常に景気が良かったので株価などは上昇していました。
地域を分散させることで景気が悪いときにも自分の資産を成長させる可能性があります。

分散方法はどうすれば良いの?

結論から言うと年齢など個人の属性によって大きく異なるので一概には言えませんが、20代の方などは株式の比率を上げるとよいのではないでしょうか。
根拠としては退職するまでに時間がかなりあるため、資産の配分をこの時期から考えすぎる必要はないと考えています。
代わりに地域の分散を心がければよいと思います。日本株だけではなくアメリカ株や新興国の株をバランスよく保有することを考えましょう。

どうもしがないです。しがない一般人です。将来のことが不安で投資について勉強しているので、備忘録的に記事を作成していければと思います。

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